BUILDING SHOUSEIMARU
丸竹水産商店所属 10トン級伊勢湾型底曳き漁船
 building by Phillip Bowker/製作 フィリップ・ボウカー
 フィリップ氏の個人ホームページ/カークリーズ・モデルボートクラブ
 

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製作報告1月19日 前甲板の工作です。

竜骨切り出しのためのテンプレート(型紙)。

竜骨は一つづつアールが異なるため、青い冶具でアールを読み取り、このような型紙に写して、1本づつ切り出します。
竜骨が並んだ船体の様子。

重いディーゼルを支える船体中央部分は、やや幅が狭くなっています。
船首の竜骨のようす。

船首甲板と前係柱をはめたところ

驚いたことに、前甲板の船倉はキチンとフタが開くようになっています。何もここまでする必要は無いように思うのですが、しかし船内の竜骨の様子を、完成後にも見ることが出来るのは良いものです。
ブルワーク上の手摺

やや高くなった船首舷側(ブルワーク)頂部の手摺部分を、接着箇所に置いてみたところです。

実船は最前部のひとつだけが倉庫で、そこには予備の魚網やロープが入っています。続く6個は、全て魚を活かす水槽です。しかしながら、実際には6槽全てを使用することは稀で(そんなに簡単に魚は獲れないのです)、しかも全てに海水を入れると船首が沈みすぎて、速度がかなり低下します。
アール読み取り用の冶具。

この器具は、幾重にも重なった青色の薄い板が自由に動いて、複雑なアールを描く船体形状を、写し取ることができるようになっています。
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