BUILDING SHOUSEIMARU
丸竹水産商店所属 10トン級伊勢湾型底曳き漁船
 building by Phillip Bowker/製作 フィリップ・ボウカー
 フィリップ氏の個人ホームページ/カークリーズ・モデルボートクラブ
 

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製作報告6月30日 ショーセイマル進水
ついに完成しました。

ついに完成した『ショーセイマル』!
本当に実物そっくりです。


操舵室周り。

前下には、水槽に空気を送るパイピングも再現されています。
トモ(後部甲板)

底引きの漁具『マグワ』に入った魚を、デリックで引き上げて、魚を甲板にすべり落とす作業が完全に再現できています。

今回、伊勢湾の漁師に伝わる極秘の漁法が、イングランドのモデラーによってバラされてしまいました。
この漁法をイングランドの漁師が学べば、イングランドの水揚げ高が100倍に増加するでしょう。
上から見た『ショーセイマル』

普段、見ることのないアングルなので、「上から見るとこう見えるのか」とまた興味深いものがあります。
フィリップさん、漢字の手書きに挑戦。
完全に正確に書かれています。

因みに『昇政丸』の名前は、私の祖父の名前「竹内政光」の「政」を取って、お寺で縁起の良い名前をつけてもらったものです。

因みにこの『昇政丸』は3代目で、船齢はだいたい30年。2代目は小さな木造船で、その前の初代はさらに小さく、エンジンも付いていない小船でした。
ショーセイマル、進水!

フィリップさんのショーセイマルの進水式は、
2006年6月5日にイングランドのウェスト・ヨークシャー州デューズブリー市にある、
バトレイ・パーク・レイクで行われました。

ウチの船のモデルがイングランドで進水するとは、私も感無量であります。
ショーセイマルはラジオコントロールで動きます。
チャンネル数は2で、ラダーとスロットルをそれぞれ操作できます。
動力はマクソン(Maxon)というパワフルなモーターで、実物以上の高速船になっています。

また操舵室上のレーダーアンテナーが回転する他、航海灯がすべて点灯し、さらに操舵室内の魚群探知機とレーダーモニタがLEDでピコピコと点灯します。
外国のロブスター漁船とランデブーするショーセイマル

と言うか、ここではショーセイマルが外国漁船ですね。

ロブスター漁船は、カーク・リーズ・モデルボート・クラブのスタン・レフィン(Stan Reffin)氏の作品です。
動画で見よう!ショーセイマル

動画共有サイトYouTubeでショーセイマルの動画を公開しています。
ぜひご覧になってください。

ショーセイマル、進水!


6月5日、バトレイ・パーク・レイクでの、進水式の模様を収めたビデオ(4分37秒)

ショーセイマルのハイテク装備


LEDの発光ギミックのテストのようす(1分5秒)

クルージング・オン・ショーセイマル


実物のショーセイマルに乗って伊勢湾クルージング(4分48秒)

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